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地元大会が格上げされず批判

シュワルツマン
ディエゴ・シュワルツマン
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク108位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が8日に自身のSNSを更新し、男子プロテニス協会のATPがアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)をATP500に格上げしなかったことについて批判した。

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ATPは8日、2025年シーズンより「ATP500」大会を3つ増やし16大会を開催すると発表した。

ATPツアーは「ATP250」「ATP500」「ATPマスターズ1000」と数字が大きくなるにつれ大会の規模や賞金も大きくなり、トップ選手も出場する確率や数も増えていく。

ATPは賞金の拡充やより幅広いファン層獲得のため、現在は「ATP250」大会として開催されているダラス・オープン(アメリカ/ダラス、ハード、ATP250)とカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)、そしてBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP250)の3大会を2025年から「ATP500」大会に格上げすると発表した。

この発表に合わせ、アトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)とリヨン・オープン(フランス/リヨン、ハード、ATP250)、そしてホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)の3大会は2025年から「ATP250」大会から廃止されることが決まった(チャレンジャー大会として残るかは未定)。

この決定に対し、シュワルツマンは自身のX(旧ツイッター)を更新。地元ブエノスアイレスで開催されているアルゼンチン・オープンが格上げされなかったことに苦言を呈した。

「ATPの間違った決断...すでにあらゆる種類の大会や施設がある国やツアーを宣伝し続けている。そして、テニス界で長い歴史を持ち、年間4大会しかないツアーや地域を選ばなかった。ブエノスアイレスは非常に大きな努力をした」

「ATP500になることはツアー全体、そして明らかにこの地域を盛り上げることになる」

同大会が1927年から行われている歴史ある大会であること。南米で行われているツアー大会が現在4つしかないことを理由にシュワルツマンはATPを批判した。

なお、シュワルツマンは同大会で2021年にタイトルを獲得している。今年はC・アルカラス(スペイン)が優勝を果たした。




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(2023年11月9日21時21分)



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