男子プロテニス協会のATPは3日に公式サイトを更新し、12日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する8選手が決定したと発表した。
>>ダニエル 太郎vsヒジカタ 準決勝 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、チチパスらパリマスターズ組み合わせ<<11月12日から19日にかけて開催されるNitto ATPファイナルズは、年間の獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
2日に
S・チチパス(ギリシャ)の出場が決定したことで残り出場枠は2つとなっていたが、3日に行われたロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)の結果、
A・ズベレフ(ドイツ)と
H・ルーネ(デンマーク)の最終戦出場が確定。
これにより今年の最終戦出場選手は
N・ジョコビッチ(セルビア)、
C・アルカラス(スペイン)、
D・メドベージェフ、
J・シナー(イタリア)、
A・ルブレフ、チチパス、ズベレフ、ルーネの8名に決定した。
出場8選手の中で同大会の優勝経験者は4名。ジョコビッチは6度(2008,2012-2015,2022)、ズベレフは2度(2018,2021)、チチパスは1度(2019)、メドベージェフは1度(2020)優勝している。
なおジョコビッチが今大会で7度目の優勝を果たすと、同大会の優勝回数で並んでいる
R・フェデラー(スイス)を抜き同大会の優勝回数で単独1位となる。
また、20歳のアルカラスとルーネは今回が初出場。アルカラスは昨年も出場権を獲得していたが、左わき腹の負傷のため欠場を余儀なくされていた。
20歳以下の選手が最終戦に2名出場するのは2000年に19歳の
L・ヒューイット(オーストラリア)と20歳の
M・サフィンが出場して以来23年ぶりの快挙となる。
今大会の賞金総額は過去最高の1,500万ドル(約22億4,000万円)。シングルスで全勝優勝を達成すると480万ドル(約7億1,700万円)を超える賞金を手にすることとなり、これはテニス史上最高額の賞金となる。
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