国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

観客に中指立てる「爪を見ただけ」

メドベージェフ
メドベージェフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日にシングルス2回戦が行われ、第3シードのD・メドベージェフは世界ランク17位のG・ディミトロフ(ブルガリア)に3-6, 7-6 (7-4), 6-7 (2-7)のフルセットで敗れ、2年ぶり3度目のベスト16進出を逃した。試合後メドベージェフは観客に中指を立てながら退場した。

>>【動画】爪を見ただけ?観客に中指を立てながら退場するメドベージェフ<<

>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<

世界ランク3位のメドベージェフが同大会に出場するのは6年連続6度目。2020年には優勝、2021年には準優勝を飾っている。

シードのため2回戦からの登場となったメドベージェフはこの日、第1セットでディミトロフに2度のブレークを許し先行される。

続く第2セット、メドベージェフは第6ゲームで先にブレークを奪い第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかしここでディミトロフにブレークバックを許したメドベージェフは、次の第10ゲームでも2本のセットポイントを逃し5-5に追いつかれる。

するとここでメドベージェフは苛立ちを爆発させラケットを叩きつけてしまう。この行動で会場は完全にメドベージェフに対しアウェーの状況となり、メドベージェフには大きなブーイングが浴びせられる。このブーイングの嵐に対しメドベージェフはこれではサーブが打てないとベンチに戻ってしまう。この行動にタイムバイオレーションが与えられる形となり、メドベージェフに対する強烈なブーイングは勢いを増した。

それでもその後タイブレークの末に何とかこのセットを獲得したメドベージェフは1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、第6ゲームで先にブレークを許し後がなくなったメドベージェフは再びラケットを叩きつけ第7ゲームは折れたラケットでそのままプレーしディミトロフにキープされた。それでも土壇場の第9ゲームでマッチポイントを4本しのぎブレークバックに成功したメドベージェフだったが、タイブレークの末に力尽きた。

試合後、観客に対し中指を立てるような仕草を見せながら退場したメドベージェフは試合後の会見でこの行動について問われると「いや、してないよ。こうやって爪を見ただけさ。本当だよ。パリのこの美しい観衆の前で、なぜ僕がそんなことをしなければならないんだ?」と皮肉たっぷりに語った。

タイムバイオレーションを取られた場面についてもメドベージェフは説明した。

「ラケットを投げたらブーイングを受けた。普通だよ。それは問題ないと思う。僕がサーブをしようとすると、手拍子か何かが起こる。でも僕はサーブをしたいんだ。手拍子なんかすることじゃない。だから僕はまだサーブを打たなかった。この間、レフェリーが話していたから、グリゴール(ディミトロフ)は準備ができていなかった。でもブーイングを受けた。その理由がわからなかったからプレーしたくなかったんだ。それだけだよ」

「ブーイングが収まるまで僕はプレーしたくない。ブーイングが終わるまでプレーするつもりはない。でも観客はブーイングを止めない。だから、僕はもういいやと思ったんだ。これで失格になってこのまま試合を終えていいのかって思って、プレーに戻った」

「大会によって、僕の振る舞い方、観客の振る舞い方は違うと思う」

「僕にはフランス人の友達が多いんだけど、彼らはこの大会があまり好きじゃない。何か理由があるのかもしれないね」

「僕はここでは無観客の方がいいプレーができるよ」

メドベージェフは、メドベージェフらしい恨み節を残し大会を去った。

一方勝利したディミトロフは3回戦で世界ランク33位のA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは2回戦で同20位のN・ジャリー(チリ)を下しての勝ち上がり。




■関連ニュース

・「BIG4全員から勝利」に驚き
・「彼はTOP10に入る、問題は…」
・ラケット直撃し脳震盪、急遽欠場

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年11月2日15時50分)

その他のニュース

4月25日

【速報中】内島萌夏vsジャバー (19時53分)

試合後の“フェイント”に怒り握手拒否 (17時59分)

18歳 快勝で初戦突破 (16時06分)

出産と大怪我から復帰し強豪撃破 (15時43分)

綿貫陽介 第3シード撃破し4強 (13時43分)

大坂なおみ 9年半ぶり下部大会出場 (12時01分)

錦織圭 現役8人目の快挙 (11時03分)

ジョコ「プレー続ける理由は…」 (10時09分)

世界2位 19歳に辛勝で雪辱 (8時36分)

西岡良仁「バカみたい」不満吐露 (7時38分)

4月24日

17歳園部八奏ら 日本勢3名が8強 (22時52分)

アルカラス 負傷により欠場 (21時53分)

錦織圭「500勝までいけたら」 (21時02分)

錦織圭 アジア勢初の450勝達成 (20時10分)

【1ポイント速報】錦織圭vsブキッチ (19時00分)

西岡良仁 マドリッドOPを棄権 (18時20分)

綿貫陽介 2時間半超の死闘制し8強 (16時38分)

38歳モンフィス 大会最年長勝利 (15時14分)

大坂なおみ 敗退も「落ち込まない」 (12時05分)

【中止】西岡良仁vsベルグス (10時30分)

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (8時28分)

福田創楽・住澤大輔ら 初戦突破 (7時00分)

4月23日

本玉真唯ら 日本勢6名が初戦突破 (20時48分)

綿貫陽介 第8シード撃破し初戦突破 (19時14分)

伊藤あおい 真相明かす「実は…」 (18時17分)

【1ポイント速報】綿貫陽介vsマッケイブ (12時40分)

大坂なおみ撃破 3度目の正直 (9時52分)

錦織圭 復帰の道のり「慣れてきた」 (8時38分)

【動画】握手する“ふり” 差し出した手を引っ込める瞬間 (0時00分)

4月22日

第5シード今井慎太郎ら 初戦突破 (23時01分)

大坂なおみ 激闘の末にクレー初戦黒星 (22時06分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブロンゼッティ (19時41分)

18歳 木下晴結 初戦敗退 (17時55分)

ナダル受賞「特別なこと」 (16時35分)

テニスは人と人を繋ぐ 奄美大島から続く「結(ゆい)」の絆 (12時48分)

西岡良仁「全然付いていけない」 (12時30分)

大坂なおみ・内島萌夏ら 最新世界ランク (12時08分)

世界1位破りV「初日から自信あった」 (9時18分)

【動画】錦織圭 アジア勢男子史上初450勝達成!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!