女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は30日、シングルス予選ラウンドロビンの第1戦が行われ、第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)が第6シードの
O・ジャバー(チュニジア)に6-0, 6-1のストレートで完勝し、初戦を白星で飾った。この勝利により19歳のガウフは、1999年以来24年ぶりに最終戦において10代で勝利を挙げたアメリカ人選手となった。
>>西岡 良仁、ジョコビッチらパリマスターズ組み合わせ<<同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会であり、賞金総額は900万ドル(約13億5,100万円)。
世界ランク3位のガウフは今季8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)で「WTA1000」初優勝を飾ると、勢いそのままに翌月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を成し遂げた。
これらの目覚ましい活躍により2年連続の最終戦出場を決めたガウフ。初出場となった昨年は予選ラウンドロビンで3戦全敗となり白星を挙げることはできなかった。
同大会初勝利を目指し迎えた今大会の1回戦、ガウフはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得しジャバーにブレークを与えず、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通して16本のウィナーを決めるなど終始ジャバーから主導権を握ったガウフは、わずか1ゲームしか失わず57分で完勝し、同大会初勝利を果たした。
最終戦でアメリカ人選手が10代で白星を挙げるのは、1999年大会で勝利を挙げた
V・ウィリアムズ(アメリカ)以来24年ぶりの快挙となった。
ガウフとジャバーは第2戦と第3戦で第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)、第7シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦する。
【GNPセグロス・WTAファイナルズのシングルスの組合せ・結果】
・バカラー グループ
A・サバレンカ 1勝0敗
J・ペグラ(アメリカ) 1勝0敗
E・ルバキナ(カザフスタン) 0勝1敗
M・サッカリ(ギリシャ) 0勝1敗
・チェトゥマル グループ
I・シフィオンテク 1勝0敗
C・ガウフ 1勝0敗
O・ジャバー 0勝1敗
M・ボンドロウソワ 0勝1敗
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