男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)は8日にシングルス2回戦が行われ、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)は同70位の
L・ヴァン・アッシュ(フランス)と対戦したものの、第2セットのタイブレークでマッチポイントを握ったところで右足首を捻り6-3, 6-7 (6-8)となった時点で棄権した。
>>【動画】足首ぐにゃり... ワウリンカが負傷したシーン<<38歳で世界ランク53位のワウリンカが同大会に出場するのは2年連続4度目。最高成績は昨年大会のベスト4となっている。
今大会は1回戦で同81位の
B・ミラリェス(スペイン)を6-0, 6-2のわずか51分のストレート勝ちで退け2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、ワウリンカはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを許さず、リターンゲームでは第4ゲームでブレークを果たし先行する。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合うとこのセットはタイブレークに突入する。タイブレークではワウリンカがリードを奪い6-4とマッチポイントを2本握る。しかし、次のポイントでワウリンカは右足首を捻ってしまい倒れこんでしまう。その後もなんとかプレーを続けたワウリンカだったが、ヴァン・アッシュにこのセットを奪われてしまい棄権を申し出た。
勝利まであと一歩のところであっただけに、ワウリンカにとっては悔しい棄権となった。
一方、思わぬ形でベスト8に進出したヴァン・アッシュは、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場している同344位の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。エルベールは2回戦でラッキールーザーとして本戦入りした同163位の
G・ブラウワー(オランダ)を下しての勝ち上がり。
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