チチパス兄弟悲願ツアー初V

左から弟のペトロスと兄のステファノス（ウィンブルドン）

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのヨーロピアン・オープン（ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250）は２２日にダブルス決勝が行われ、Ｓ・チチパス（ギリシャ）/ Ｐ・チチパス（ギリシャ）組がＡ・ビア（ウルグアイ）/ Ａ・パブラセク（チェコ）組を6-7 (5-7), 6-4,[10-8]の逆転で下し、ペアとしてツアー初優勝を飾った。

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兄のステファノスと弟のペトロスのチチパス兄弟はこれまで２３回ツアー大会に出場しており、今季は四大大会すべてに同ペアで出場した。

ペアとして２４度目のツアー大会出場となった今大会でチチパス兄弟は初めてツアー大会決勝の舞台に進出。

迎えた決勝戦、第１セットをタイブレークの末に落としたチチパス兄弟だったが、第２セットは序盤で２度のブレークに成功し１セットオールに追いつく。

１０ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセット、一進一退の攻防が続く中チチパス兄弟が終盤で４度目のミニブレークを果たすと、このリードを守り、兄弟でのダブルスで悲願のツアー初制覇を達成した。

優勝が決まると２人は熱く抱擁を交わし、喜びを分かち合った。