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綿貫/島袋 元世界1位撃破に「まさか」

島袋将、綿貫陽介
(左から)島袋将と綿貫陽介
画像提供: tennis365.net
男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は16日にダブルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している綿貫陽介/ 島袋将ペアがN・メクティッチ(クロアチア)/ J・ピアース(オーストラリア)ペアを6-4, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後、綿貫と島袋は勝利の喜びと驚きを語った。

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綿貫と島袋がペアを組むのは2022年11月の兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)以来 約11ヵ月ぶり。同ペアでツアー大会のダブルス本戦に出場するのは初となった。

迎えた1回戦で顔合をわせたのはダブルスで世界ランク1位を経験しているメクティッチと同2位を経験しているピアースのペア。両者ともにツアー通算25勝以上を誇る強豪ペアだ。

1回戦の第1セット、綿貫/島袋ペアは第3ゲームでブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを許すも第5ゲームで再びブレークを奪う。その後、観客の後押しを受ける綿貫/島袋ペアはブレークチャンスを与えず、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをラブゲームでキープし先行する。

続く第2セット、綿貫と島袋は第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと第5ゲームでブレークに成功。勢いそのままに5ゲーム連取に成功し、1時間10分で勝利した。

大会公式インスタグラムは試合後の綿貫と島袋のインタビューを掲載。強豪ペアに対する勝利に喜びと驚きを口にした。

綿貫「僕たちも驚いています。去年一度チャレンジャーで組んでいるんですけどなかなか勝てずで、まさかチームの初勝利がここだとは思わなかったので最高にうれしいです」

島袋「0勝同士思いっきり行こうという話を試合前にしていたので、ある意味ノンプレッシャーというか、その勢いが勝ちにつながったんじゃないかなと思います」

綿貫「ダブルスのランキングはないですけど、2人とも今年はシングルスのランキングをすごく上げて地力がすごくついた年だったので、そこには自信をもっていました。あとはリターンとサーブでプレッシャーをかけて、ストロークでは自分たちがリードできるかなっていう展開でした」

勝利した綿貫/島袋ペアは2回戦でラッキールーザーで本戦入りした望月慎太郎/ 野口莉央ペアとR・ヒジカタ(オーストラリア)/ M・パーセル(オーストラリア)ペアのどちらかと対戦する。

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(2023年10月17日11時38分)



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