テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を主催するオーストラリアテニス連盟が11日、会長であるクレイグ・タイリー氏の会見を行い、現在ツアーを離脱している男子テニスで元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)の来年1月の出場に関し「楽しみにしている」と参戦の可能性を語った。
>>アルカラスら上海マスターズ組合せ<<37歳のナダルは今年1月の全豪オープン2回戦で負傷しながらも
M・マクドナルド(アメリカ)相手に戦い続けストレート負け。それ以降はツアー復帰が叶わず、6月に左大腰筋の関節鏡手術を受けた。現在はコート練習ができるほどに回復しリハビリの途上にいるが、9月にはテレビ番組に出演した際、今後の目標について「全仏オープンや全豪オープンで優勝することではない。みんなが混乱しないように言っておくよ。現時点で、これら全てはとても遠いことなんだ」と明かしていた。
そんななか、会見に登場したタイリー氏はナダルの現在の状態に言及した。
「ラファ・ナダルは今年のほとんどの期間リハビリに励んできた。彼はいつもメルボルンでベストを尽くしているし、彼のハードさを疑う人はいない。私は彼のチームと連絡を取り合っているが、彼は今コートに戻っており、1月にメルボルンに戻ってくるのを楽しみにしているよ」
「偉大なチャンピオンが戻ってくることと、エキサイティングな若い才能の出現が組み合わさることで、他に類を見ない予測不可能でエキサイティングな全豪オープンが約束されるはずだ」
今年の全豪オープンは決勝で
S・チチパス(ギリシャ)を下した
N・ジョコビッチ(セルビア)が優勝し、10度目の大会制覇を成し遂げた。
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