男子テニスのマラガ・オープン(スペイン/マラガ、ハード、ATPチャレンジャー)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク195位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が同124位の
A・カゾー(フランス)(フランス)を2-6, 6-4, 6-3の逆転で破り、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来 約9ヵ月ぶりの公式戦白星をあげ、初戦突破を果たした。
>>アルカラスら上海マスターズ組合せ<<32歳のカレノ=ブスタは2017年に自己最高となる世界ランク10位を記録。昨年8月にはナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)を制し自身最大のタイトルを掲げた。キャリア通算ではシングルス7勝、ダブルス4勝をあげている。
今季は肘の負傷を抱えながらも全豪オープンの初戦を突破。しかし2回戦で
B・ボンズィ(フランス)に屈すると、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では
R・ガスケ(フランス)にフルセットで敗北。そこからツアーを離脱し療養にあて、約8ヵ月間公式戦から離れていた。
その間に昨年ナショナル・バンク・オープンで獲得したポイントが失効し、今年初めには15位だった世界ランクは195位にまで低下してしまった。10月にアリカンテ・チャレンジャー(スペイン/アリカンテ、ハード、ATPチャレンジャー)で復帰したものの、初戦で
P・マルティネス(スペイン)にストレート負けを喫していた。
復帰2戦目となった今大会、カレノ=ブスタは第1セットを落とすも第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得するなどブレークを許さないプレーを披露。2時間35分の熱戦の末に約9ヵ月ぶりの勝利をあげた。
2回戦では世界ランク144位のM・ベルッチ(イタリア)と対戦する。ベルッチは1回戦で第2シードの
R・カルバレス バエナ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
2019年の全豪オープン4回戦では
錦織圭との5時間5分の死闘を演じるなど日本のファンにも記憶に残るカレノ=ブスタ。32歳となった現在もけがからの復活を果たし、母国のチャレンジャー大会で着実に世界ランクを上昇させている。
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