テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日に男子シングルス3回戦が行われ、第22シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第12シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-3), 6-1, 7-6 (7-5)の逆転で破り、6年連続6度目のベスト16進出を果たした。
>>【動画】ズベレフ、ティアフォー戦でのスーパープレー<<今大会が8年連続8度目の出場となるズベレフは2021年・2022年と2年連続で4強入り。昨年は準決勝で
R・ナダル(スペイン)と対戦するも6-7(8-10), 6-6の時点で右足首を捻って転倒し、そのまま途中棄権。約7ヵ月の離脱を強いられる大怪我を負った。
今大会は、1回戦で世界ランク294位の
L・ハリス(南アフリカ)、2回戦で同86位の
A・モルカン(スロバキア)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
迎えた3回戦の第1セット、両者キープを続けたものの、第7ゲームでダブルフォルトが絡みズベレフがブレークを許す。第9ゲームでセットポイントを握られたズベレフはここでもダブルフォルトを犯し先行される。
続く第2セット、ズベレフは第1ゲームでこの試合初のブレークに成功したものの、第4ゲームでダブルフォルトが絡みブレークバックを許す。その後両者譲らずこのセットはタイブレークに突入する。ズベレフはタイブレークで3本のウィナーを決めるなどし1セットオールに追いつく。
第3セット、第1ゲームでブレークを許したズベレフだったが、その後はティアフォーがファーストサービス時のポイント獲得率で20パーセントと苦しみズベレフが6ゲームを連取。勝利まであと1セットとする。
迎えた第4セットは、両者1度ずつブレークを果たし、この試合2度目のタイブレークに突入する。タイブレークでは2度のミニブレークを許したズベレフだったが、自身はそれを上回る3度のミニブレークに成功し、6年連続6度目のベスト16進出を果たした。
この試合でズベレフはサービスエース13本、ダブルフォルト10本、ウィナー41本、アンフォースドエラー46本を記録。安定感に欠いたものの、要所を締め何とか勝利した。
勝利したズベレフは4回戦で第28シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは3回戦で世界ランク79位の
D・アルトマイアー(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第27シードの
西岡良仁、同35位の
N・ジャリー(チリ)、同49位のT・マルティン・エチェベリーらが16強に駒を進めている。
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