男子テニスのリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)は23日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク60位の
J・ドレイパー(イギリス)が第5シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を6-4, 7-5のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)2回戦で世界ランク13位の
H・フルカチュ(ポーランド)に3-6, 7-6 (7-5), 5-7のフルセットで敗れたあと、腹部の負傷により同月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)と5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場していた21歳のドレイパー。
復帰初戦となった1回戦で世界ランク100位の
A・ミュレール(フランス)をストレートで下すと、迎えた2回戦、第1セットは序盤で3ゲーム連取を許し劣勢のスタートとなったが、ゲームカウント1-3からキツマノビッチのサーブを2度破り、44分で先行する。
続く第2セット、互いにサービスキープが続くも、ドレイパーは第11ゲームから連取に成功し1時間32分勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでドレイパーのコメントを紹介している。
「本当にうれしいよ。けがでしばらく休んだ後、自分のプレーが良い状態にあると感じている。このまま続けられるといいな」
勝利したドレイパーは準々決勝で第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは2回戦で世界ランク97位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)と対戦していたが、ヴァリジャスの棄権によりベスト8へ進出した。
[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
WOWOWオンデマンドでは大会第1日~第3日を無料配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・赤土の絶対王者ナダル全仏OP欠場・フェデラー、ナダル欠場に言及・錦織 復帰は6月中旬に延期■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング