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ダニエル 4時間越え死闘敗れる

ダニエル太郎
ダニエル太郎(マドリッドOP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)は5日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク109位のダニエル太郎が第6シードのU・アンベール(フランス)に7-6 (13-11), 6-7 (7-9), 4-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出を逃した。

>>ダニエル出場 カリアリCH組合せ<<

現在開催中のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に予選から出場したものの、予選1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク299位のD・リンコン(スペイン)に1-6, 7-5, 2-6で敗れていたダニエル。今大会は1回戦で同107位のA・コバチェビッチ(アメリカ)、2回戦で第3シードのM・マクドナルド(アメリカ)を下し8強入りした。

この試合の第1セット、ラリー戦で相手のミスを誘ったダニエルが試合開始から7ポイントを連取。1ブレークアップとしたものの、徐々にアンベールのミスが減り第6ゲームでブレークバックを許す。第11ゲームでは2度のダブルフォルトを犯したアンベールから再びブレークを奪うも、直後の第12ゲームでブレークを許しこのセットはタイブレークに突入した。迎えたタイブレークは激しいラリー戦となり両者譲らず一進一退の攻防となるも、4度目のセットポイントを獲得したダニエルが1時間22分で先行する。

続く第2セットは、粘るアンベール相手に3度ずつブレークを奪い合う展開となり、このセットもタイブレークに突入する。タイブレークではアンベールに3度目のセットポイントをものにされ1セットオールに追いつかれる。この時点で試合時間はすでに3時間越えとなった。

迎えたファイナルセット、両者2度のブレークに成功し迎えた第10ゲームでダニエルは激しいラリー戦を繰り広げるも、このセット3度目のブレークを許し4時間13分の激闘の末ベスト4進出を逃した。

勝利したアンベールは準決勝で世界ランク100位のD・ガラン(コロンビア)と同110位のB・ゴヨ(クロアチア)の勝者と対戦する。



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(2023年5月5日22時32分)



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