男子テニスで世界ランク2位の
C・アルカラス(スペイン)が5日に20歳の誕生日を迎えるのを前に、10代最後の試合を終え今後の展望を語った。
>>ダニエル 太郎vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>西岡 良仁vsガラン1ポイント速報<<現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)には第1シードで出場しているアルカラス。3日に行われたシングルス準々決勝では、第10シードの
K・ハチャノフを6-4, 7-5のストレートで破り、10代最後の試合を白星で飾るとともに、大会2連覇に向けて大きく前進した。
5日に20歳の誕生日を迎える19歳のアルカラス。今季は怪我によりスタートが出遅れたものの、前週までに出場した5大会中3大会でタイトルを獲得し、6大会連続でベスト4に進出した。
アルカラスは2021年に18歳でクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)で初のツアー優勝を果たすと、その年の21歳以下最終戦 インテサ・サンパオロ・Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)でも優勝を飾った。
その後、アルカラスは現在までに10代で9個のタイトルを獲得。そのうちの3つは「ATPマスターズ1000」、1つは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でのタイトルとなっている。そして昨年には史上最年少となる19歳4ヶ月で世界1位の称号を手にした。10代での通算成績は150戦117勝33敗、勝率は78パーセントとなっている。
ATP公式サイトには10代最後の試合を終えたアルカラスのコメントが掲載されている。
「今の僕のテニスでの夢は、歴史上最高のテニスプレーヤーになること」
「大きな夢であることは分かっているし、大きすぎるかもしれない。でも、この世界では大きな夢を持ち、大きな考えを持つことが必要なんだ」
「歴史上最高のテニスプレーヤーの仲間入りをしたい。そして、そのために努力するつもりだ」
誕生日となる5日に、アルカラスは準決勝で第17シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは準々決勝で、世界ランク92位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで破っての勝ち上がり。
ここからアルカラスがどれだけの記録を残していくのか、目が離せない。
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