男子テニスのチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)は9日、シングルス決勝が行われ、世界ランク276位の
望月慎太郎が同254位のS・ロドリゲス・タベルナ(アルゼンチン)を6-1, 6-4のストレートで破り、チャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾った。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<>>ティアフォーら ヒューストン組合せ<<今年3月のテキサス・テニスクラシック(アメリカ/ウェーコ、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初めてチャレンジャー大会ベスト8を記録していた19歳の望月。
今大会、1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場していた世界ランク436位のF・アルナボルディ(イタリア)を6-2, 6-3のストレートで、2回戦では同266位のJ・バウティスタ=トーレス(アルゼンチン)を6-2, 7-5のストレートで、準々決勝では同169位のZ・ピロス(ハンガリー)を6-4, 6-1のストレートで破り、4強入りしていた。
前日に行われた準決勝で望月は第3シードのF・アガメノーネ(イタリア)と対戦。6-4, 5-7, 3-0の時点で翌日順延となっていたが、同日にこの試合も行われ、望月がファイナルセットを6-2で制し、チャレンジャー大会初の決勝進出を決めた。
1日2試合を戦うダブルヘッダーとなった望月は決勝の第1セット、ファーストサービスが入ったときに83パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームから5ゲームを連取し、先行する。
続く第2セットでは互いにサービスキープが続くも終盤となった第9ゲームで望月がブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、1時間2分で勝利した。
望月は昨年11月のユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)での4強入りがチャレンジャー大会のシングルスにおける最高成績となっていたが、今回初めてタイトルを掲げることとなった。
また、ダブルスでは今年2月のテネリフェ・チャレンジャー2(スペイン/テネリフェ、ATPチャレンジャー)で
C・ハリソン(アメリカ)とペアを組み初優勝を飾っている。
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