男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は17日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク14位の
J・シナー(イタリア)が同130位の
S・ワウリンカ(スイス)を6-1, 6-3のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>シナー、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<>>デルレイビーチOP組合せ<<2回戦で第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)をストレートで下し8強入りしていた21歳のシナー。準々決勝は37歳のワウリンカとの激突となった。
この試合、シナーは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。ブレークポイントを5度与えたものの、1度のブレークに抑えた。
リターンゲームでは8度のチャンスのうち5度決め切る決定力を見せ、1時間12分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには前週の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)でも優勝を飾り、公式戦7連勝となったシナーのコメントを掲載している。
「どの試合もハイテンションで、自分のプレーをするように心がけているんだ。リズムをつかむために維持し続けている。今日は、いい試合だったと思う。彼(ワウリンカ)との対戦は決して簡単ではないので、とてもハッピーだよ」
準決勝では世界ランク61位の
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは準々決勝で同160位の
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
D・メドベージェフ、世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)がベスト4進出を決めた。
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