男子プロテニス協会のATPは公式サイトで11月21日付ATP世界ランキングで前週から11上げてキャリアハイの97位に浮上し、初のトップ100入りを果たした
B・シェルトン(アメリカ)について紹介している。
1年半前はフロリダ大学の男子テニス部に所属していたシェルトン。今季は世界ランク573位でスタート。5月にNCAA全米学生テニス選手権の男子シングルス王者に輝くと、その後のATPチャレンジャーでは2度の準優勝と2度の4強入りを果たす。そして、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では1回戦で
L・ソネゴ(イタリア)、2回戦で
C・ルード(ノルウェー)を撃破。3回戦で
C・ノリー(イギリス)に敗れたものの、初出場ながら快進撃を続けた。さらに、8月24日には自身のツイッターでプロ転向を表明した。
20歳のシェルトンは今月、ジョナサン・フリード・プロ チャレンジャー(アメリカ/シャーロッツビル、ハード、ATPチャレンジャー)、ノックスビル・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、ハード、ATPチャレンジャー)では、いずれも決勝で
C・ユーバンクス(アメリカ)を破り優勝。続くペイン・シュウォーツ・パートナーズ・チャレンジャー(アメリカ/ノックスビル、ハード、ATPチャレンジャー)も制し、3週連続のタイトル獲得を果たした。
20歳のシェルトンは「確かにあっという間だったね。このオフシーズンは少しゆっくりして楽しみたい。(今後は)改善できることに集中しようと思っているよ。3週間で15試合をこなすとは思っていなかったので、かなりラッキーだったと思っている。これだけの試合をこなして大丈夫なのは心強いね」とコメント。
今季はATPチャレンジャー大会で35勝8敗。3度の優勝と3度の準優勝を果たし、2022年を締めくくった。
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