男子テニスで世界ランク171位の
B・シェルトン(アメリカ)は23日に自身のSNSを更新し、プロに転向したことを発表した。
今年5月にNCAA全米学生テニス選手権の男子シングルス王者に輝いた19歳のシェルトンはツイッターで「この週末に両親と話し合った結果、残り2年の(大学生としての)選手資格を放棄し、プロに転向することにした。これは簡単な決断ではないけど、僕のキャリアの次の章に興奮している」とつづった。
「フロリダ大学では信じられないような2年間を過ごすことができたので感謝している。フロリダ・ファミリーの一員となり、全米学生テニス選手権に出場できたことは一生に一度の経験。一生大切にしたい思い出だ」
「僕は生涯の友を得たんだ。フロリダ大学のチームメイト、コーチ、サポートスタッフには大学生活を通してずっと傍にいてくれ、今の僕を作ってくれたことに感謝している。また、常に神と自分自身を信じることを教え、何事にもバランスよく取り組むことを勧めてくれた家族にも感謝したい」
「今後はツアーで旅をしながら、オンラインで金融の勉強を続けるつもり。早く外に出て視野を広げ、次の章に何が待ち受けているのか見てみたい。全米オープンでみんなに会えるのが楽しみだ」
シェルトンは世界ランク573位で今季をスタート。序盤はツアー下部大会のATPチャレンジャーに4度出場し、2度の準優勝と2度の4強入りを果たす。
そして、前週のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では1回戦で
L・ソネゴ(イタリア)、2回戦で
C・ルード(ノルウェー)を撃破。3回戦で
C・ノリー(イギリス)に敗れたものの、キャリアハイの世界ランク171位を記録した。
今後は29日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)にワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。
>>シェルトン、ツイッターでプロ転向を表明<<
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