国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

添田豪、引退に「ホッとした」

添田豪
会見での添田豪
画像提供: tennis365.net
日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は大会7日目の28日、男子シングルス準々決勝が行われ、今大会限りで現役を引退する第2シードの添田豪(GODAI)は第12シードの伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)に6-7 (4-7), 6-7(5-7)のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならず。この試合が現役ラストマッチとなった。

>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<

>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<

現在38歳、元世界ランク47位の添田は2015年に同大会で準優勝して以来の出場。2008年には決勝で伊藤、2009年には決勝で杉田祐一を破って優勝を飾っている。今大会では3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した原﨑朝陽(ノアテニスアカデミー神戸垂水)を6-2,6-4のストレートで下して8強入りを決めた。

一方、34歳の伊藤は全日本テニス選手権で2013年に決勝で西岡良仁、2018年は決勝で徳田廉大を破り優勝。2008年、2011年、2012年に準優勝をおさめている。4年ぶり11度目の出場となった今大会、3回戦で第6シードの田沼 諒太(橋本総業ホールディングス)を6-4, 6-3のストレートで破って8強に駒を進めている。

添田のラブゲームキープから始まったこの試合、伊藤が第5ゲームで先にブレークに成功。その後は互いにサービスキープが続き、ゲームカウント5-4で伊藤がサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、添田は5度のセットポイントを凌いでブレークバックに成功し、タイブレークに突入する。

一進一退の攻防となったタイブレークではポイント4-4の場面で伊藤が唯一のミニブレークに成功。6度目のセットポイントを決めて第1セットを先取する。

第2セットに入ると伊藤が第2ゲームでブレーク奪って3-0とリードするも、添田が第5ゲームでブレークバックに成功。両者サービスキープが続いて迎えた第12ゲームで伊藤が2度マッチポイントを握るも添田が凌ぎ、2セット連続でタイブレークに突入する。

タイブレークに入ると、添田が1ポイント目でミニブレークに成功するも伊藤が5ポイントを連取して逆転。伊藤が添田の反撃を制してベスト4進出を決め、添田の現役生活に終止符が打たれた。

試合後の会見で添田は「全て出し切りました。ファーストセットのセットポイントを取れていれば、とも思いましたけど、試合全体を通してすごく良いプレーができました。悔いの無い試合ができたんじゃないか、と思います」とコメント。

「彼(伊藤選手)もキャリアの終盤で、この大会に懸けている思いも強かったと思いますし、その気持ちが強かったからこそ競った試合を勝ち切れたと思います。1回戦から厳しい試合をしていましたけど、気持ちが強くないと勝てなかった試合だと思うので、彼がこの大会に懸けているんだなというのは感じました」

「最初はお互いに緊張していて僕も硬くなった部分はありますが、ファーストの途中ぐらいから100%以上のものを出そうと思って全力でやってましたし、セカンドの中盤以降は本当に内容も良く100%以上のものが出せたと思います」

「1回戦から難しかったです。負けたら終わり、というのは今まで経験がなかったので、負けたくないという気持ちがいつも以上に強かったと思います。1、2回戦は勝たないといけないという気持ちがあったので、今日に関しては相手が伊藤選手ですし、プレッシャーが抜けてぶつかり合う、背負ったものが取れた中での試合でした。これまでよりは少しリラックスした感じだったと思います」

試合を終えた添田は「ホッとしたというか、やっとこれで終わったなという感じです。もちろん悔しさはありますが、引退を自分の中で決めてからここまで結構長かったです。引退するって自分の中で決めた瞬間から引退したような気持ちになりましたが、ここ(全日本選手権)に向かってずっと練習をしないといけないし、最後悔いの残らないように優勝を目指して頑張ってきたので。本当にこれで現役生活が終わって、今はもうどちらかというと喜びの方が強いかな、と思います。消化の悪い終わり方ではなく本当に全部出し切って終わったので、良い終わり方だったんじゃないかなと思います」と率直な思いも明かした。

勝利した伊藤は準決勝で第4シードの関口周一(Team REC)と対戦する。


伊藤との準々決勝での添田[画像:tennis365.net]




■関連ニュース

・添田豪、現役生活に終止符
・関口 周一、次戦は「胸アツ」
・添田と伊藤がラストマッチ

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年10月28日18時17分)

その他のニュース

6月15日

世界1位シナー「眠れない夜あった」 (11時06分)

ズベレフ 芝で8年ぶり決勝進出 (9時55分)

望月慎太郎 世界340位に屈し決勝逃す (8時59分)

大坂なおみ 芝初戦で世界18位と激突 (7時52分)

6月14日

内田海智 日本人対決制し複V (22時33分)

西岡良仁 予選敗退で4ヵ月白星なし (22時03分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsハンフマン (20時27分)

37歳2児の母、快進撃で4強 (18時35分)

ナダル「歴史に残る試合」 (15時01分)

望月慎太郎 かつてアルカラスにも勝利 (12時43分)

片腕のテニス少女、憧れの選手と交流 (11時13分)

痛恨ダブルフォルト3本で敗退 (10時06分)

22歳で初のトップ10入り決定 (9時02分)

ズベレフ 苦手大会で初の4強 (8時03分)

6月13日

望月慎太郎 ストレート勝ちで4強 (23時24分)

ジャパンOP 無観客の可能性を謝罪 (21時53分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsクロフォード (21時42分)

穂積絵莉ペア 逆転負けで決勝進出逃す (21時02分)

ジャパンOP 世界4位ら出場決定 (19時32分)

芝で身長2m超えビックサーバーに快勝 (14時26分)

18歳新星 主催者推薦で芝大会へ (12時58分)

過去最高額 ウィンブルドン賞金一覧 (10時51分)

メド辛勝「猫とネズミのようなゲーム」 (9時13分)

ズベレフ 芝初戦白星「簡単ではない」 (7時59分)

6月12日

望月慎太郎 熱戦制し8強 (23時40分)

今世紀最年少 17歳が芝で8強 (22時10分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsマンデー (21時13分)

ボール統一へ 協会が改革 (18時42分)

選手の出産支援 さらに拡大 (17時43分)

西岡良仁、棄権理由「怪我では無い」 (16時30分)

モンフィス 誹謗中傷に痛烈コメント (13時38分)

クレー不振の世界7位 芝で復調の兆し (11時14分)

22歳 初トップ10入りに現実味 (9時30分)

ダニエル太郎 MP逃し逆転負け (8時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!