日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は大会7日目の28日、男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
関口周一(Team REC)が第7シードの
川上倫平(橋本総業ホールディングス)を3-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、2018年以来4年ぶり4度目のベスト4進出を果たした。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<今大会が12度目の出場となる関口は2016年・2017年・2018年と3年連続で4強入り。3年ぶりの出場となった昨年大会では2回戦敗退となったが、今大会では3回戦で
仁木拓人(三菱電機)を逆転で下して8強に駒を進めている。
一方、川上は今回が5度目の出場。これまでの最高成績は2回戦進出となっていたが、今大会では3回戦で第11シードの
羽澤慎治(JCRファーマ)をフルセットで下して初の8強入りを決めている。
この試合、第1セットを落とした関口だったが、第2・ファイナルセットをものにして、4強入りを決めた。
試合後の会見で関口は「最初は僕があまりが良くなかったかもしれないですし、川上選手のプレーがすごく良くて『どうしようかな』という感じでした。(第1セットの)1-5からポイントが取れそうな形が見えてきたので、テニスの内容もそうですけど『走るぞ、走るぞ』と覚悟を決めるのが結構大変でした。ポイントを取れる形は見えていたので、それを自分で持っていけるかどうか、というところだけでした」と語った。
勝利した関口は準決勝で第2シードの
添田豪(GODAI)と第12シードの
伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)の勝者と対戦する。
次戦について関口は「胸アツですね。楽しみです。日本を引っ張ってきた選手達で、あの2人がいる全日本はこれが最後だと思うので。その2人がいる中で全日本が獲れたら価値があると思いますし、そのつもりで今回も挑んでいます。あの2人がいる時に獲れたら3回のベスト4も帳消しになるかな、と(笑)」とコメントしている。
記者会見に臨む関口[画像:tennis365.net]
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