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昨年Vメド「ラファは大本命」

ダニール・メドベージェフ
ダニール・メドベージェフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は31日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードで昨年覇者のD・メドベージェフが世界ランク58位のA・リンデルクネシュ(フランス)を6-2, 7-5, 6-3のストレートで破り、5年連続の3回戦進出を果たした。試合後の会見で優勝候補について問われたメドベージェフは「ラファは大本命」と明かした。

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ディフェンディングチャンピオンのメドベージェフは全米オープンに7年連続7度目の出場で、2019年に準優勝、2020年にベスト4、そして昨年は決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)にストレート勝ちでグランドスラム初優勝を飾った。

今大会の1回戦では世界ランク111位のS・コズロフ(アメリカ)をストレートで下し初戦を突破した。

この試合、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークを許さず。リターンゲームでは5度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。

試合後の会見でメドベージェフは「実は自分のレベルには満足していないんだ。ナイトセッションでプレーするのは本当に大変だよ。一日中待っているからね。普段は好きなんだけど、序盤のうちはちょっと難しいかもしれない。彼(リンデルクネシュ)にとっては、もっと大変だったと思う。僕は何度かこういう夜を経験したことがあるけど、彼は1回目か2回目だと思う」と語った。

「試合のスタートがあまりよくなかったのは確か。でも、第3セットの自分のレベルには満足しているよ。試合の終盤では、どんどん良くなっていった。次のラウンドを楽しみにしているよ」

また、優勝候補が誰なのか問われたメドベージェフは第2シードで出場するR・ナダル(スペイン)の名前を挙げた。

「誰かにプレッシャーを与えるつもりはないけどラファは大本命だと思うんだ。彼は今年、2つの四大大会で優勝している。グラスコートではノヴァーク(ジョコビッチ)の方が上だと思うけど、ラファはプレーしていない。彼は今年、四大大会で負けていないんだ」

「僕の意見ではラファは間違いなくこの大会の大本命だ。それから、他にもいい選手がたくさんいるのは確かだよ。時々、その中に自分の名前があると、うれしくなるよ。それは僕が良いテニスをしているということだからね。優勝候補の一角に入るだけで、もっとがんばろうという気持ちになるよ」

勝利したメドベージェフは3回戦で世界ランク174位のウー・イービン(中国)と対戦する。イービンは2回戦でN・ボルジェス(ポルトガル)(ポルトガル)を6-7 (3-7), 7-6 (7-4), 4-6, 6-4, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第5シードのC・ルード(ノルウェー)、第12シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第18シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第23シードのN・キリオス(オーストラリア)らが3回戦に駒を進めている。

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