テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク177位の
G・シモン(フランス)が同156位の
M・モウ(アメリカ)を2-6, 7-5, 6-1の逆転で破り、2回戦進出を果たした。
元世界6位のシモンは今年5月に今季限りでの引退を表明。グランドスラム最後の大会となる全米オープンで本戦出場を決めれば2020年以来2年ぶりとなる。
この試合の第1セット、第3ゲームでブレークを許したシモン。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、第7ゲームで再びブレークを奪われ、先行される。
続く第2セットでは序盤でブレークを許しゲームカウント2-5と崖っぷちに立たされる。それでもモウのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームから5ゲーム連取に成功し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、2度のブレークポイントを凌いだシモン。リターンゲームでは第4・第6ゲームでブレークに成功し、2時間31分の激闘を制した。
勝利したシモンは2回戦で世界ランク188位の
M・アルナルディ(イタリア)(イタリア)と対戦する。アルナルディは1回戦で第24シードの
R・ペニストン(イギリス)を6-2, 2-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
なお、同日には世界ランク169位の
内田海智が元29位の
D・セラ(イスラエル)を6-3, 6-3のストレートで破り、2回戦に駒を進めている。
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