男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク39位の
D・エヴァンス(イギリス)が同34位の
T・ポール(アメリカ)を1-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、「ATPマスターズ1000」で自身2度目のベスト4進出を果たした。
>>ナショナル・バンクOP 男子の組合せ・結果<<>>次週開幕 ナダル、メドベージェフらW&Sオープンの組合せ<<今大会では2回戦で第5シードの
A・ルブレフ、3回戦で第10シードの
T・フリッツ(アメリカ)を破ったエヴァンス。この日の第1セット、第3ゲームから5ゲーム連取を許し、39分で先行される。
続く第2セットではファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、43分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、エヴァンスは第2ゲームから3ゲームを連取し、ゲームカウント3-1とリード。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで2度目のマッチポイントをものにし、2時間17分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでエヴァンスのコメントを紹介している。
「観客はこのためにチケットを買っている。これがライブスポーツだ。何が起こるか分からない。素晴らしい試合、素晴らしい雰囲気だった。以前、このコートでプレーしたことがある。日中も素晴らしかったけど、夜にプレーするのは特別なことだね」
エヴァンスは準決勝で世界ランク23位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは準々決勝で同82位の
J・ドレイパー(イギリス)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)と第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が4強へ駒を進めた。
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