男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は2日、シングルス1回戦が行われ、2019年大会の王者で世界ランク63位の
N・キリオス(オーストラリア)が同53位の
M・ギロン(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>大坂 なおみ 2回戦1ポイント速報<<>>大坂らムバダラ・シリコンバレー・クラシックの組合せ<<27歳のキリオスは前週のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)への出場を予定していたが、左膝の負傷により試合前に棄権を表明。今大会は7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で四大大会初の準優勝を果たして以来のツアー大会となった。
この試合、12本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得したキリオス。1度もブレークを許さず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、59分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにキリオスのコメントを掲載し「ウィンブルドンとは全く違うコンディションで、少し出足が遅かった。ちょっと神経質になっていたのもあると思う」と語った。
「チームと一緒にここにいること、観客の皆さんの愛とサポートがとてもうれしい。ここで再び良いテニスができて、本当にうれしいよ」
勝利したキリオスは2回戦で第14シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため、ポールはこの試合が初戦となる。
同日には第1シードの
A・ルブレフと第7シードの
K・ハチャノフらが16強入り。世界ランク46位の
E・ルースブオリ(フィンランド)、同96位の
西岡良仁、同105位の
J・ソック(アメリカ)らが2回戦に駒を進めている。
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