テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードの
R・ナダル(スペイン)がそれぞれ8強入りを果たしたため、準々決勝で顔を合わせることが決定した。ナダルは同一戦に向けて、「大きな挑戦になる」と語った。
>>ズベレフら 全仏OP男子組合せ<<>>ジョコビッチvsナダル 1ポイント速報<<昨年王者で3度目のタイトルを狙うジョコビッチは4回戦で第15シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-1, 6-3, 6-3のストレートで撃破。
一方、過去13度の優勝を誇るナダルは4回戦で第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を3-6, 6-3, 6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破り、勝ち上がりを決めている。
ATPの公式サイトは試合後のナダルのコメントを掲載。ジョコビッチとの対戦に向けて次のように心境を明かした。
「この3ヵ月間、このような試合をしていなかったから、僕にとっては大きな挑戦になるね。彼(ジョコビッチ)はすでに9試合連続で勝っているし、ローマでも優勝して、ここでも毎試合ストレートで勝っている。おそらく、自信を持っているだろう」
「自分の置かれている状況はわかっているし、うまく受け入れている。僕はそのために戦うつもりだよ」
「僕はローラン・ギャロスの準々決勝にいるんだ。2週間半前には、ここに来れるかどうかさえわからなかった。だから、もう1年ここにいられることを楽しんでいる。正直に言うと、ここでプレーするすべての試合が僕のテニス人生において、ここローラン・ギャロスでの最後の試合になるかも分からない。それが今の僕の状況だ」
「だから僕はできるだけ楽しみ、テニスを続け、ローラン・ギャロスで世界ナンバー1と対戦するという夢を実現するために戦っている。さて、どうなるかな。可能な限り最高のレベルでプレーするチャンスを自分に与えられるようにしたいね」
ナダルとジョコビッチはこれまで58度対戦し、ジョコビッチの30勝28敗。全仏オープンに限ってはナダルが7勝2敗と勝ち越している。直近の対戦は昨年の全仏オープン準決勝であり、その時はジョコビッチが3-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-2の逆転勝ちをおさめている。
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