テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが第28シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を6-2, 6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続のベスト16進出を果たした。試合後には「多分、彼はベストのレベルではプレーしていなかったと思う」と振り返った。
>>ジョコビッチvsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>ナダルvsオジェ アリアシム 1ポイント速報<<初出場の2017年から4年連続で初戦敗退が続いたメドベージェフは昨年、初のベスト8進出を果たした。今大会では2回戦で世界ランク56位の
L・ジェレ(セルビア)をストレートで破り勝ち上がりを決めていた。
この試合の第1セット、第1ゲームで1度のブレークポイントを凌いだメドベージェフ。13本のウィナーを決めるなど試合を優位に進め第3・第7ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功。ファーストサービスが入った時に87パーセントの高い確率でポイントを獲得すると1度もブレークチャンスを与えず。セットカウント2-0とリードを広げる。
迎えた第3セット、序盤でお互いに1度ずつブレークチャンスを掴み合うと第5ゲームでメドベージェフがブレークに成功。そこから4ゲームを連取し、1時間45分で勝利。試合を通じて1度もブレークを許さなかった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「タフな相手との素晴らしい試合だった。正直なところ、試合前は、クレーコートでこのスコアを実現できるとは思ってもみなかったよ」と語った。
「今日は、僕がやりたかったことがすべてできた。サーブも良かったしね。ほとんどすべてのリターンを入れていたような気がする。僕の方から彼をできるだけタフな状況に追い込み、それが今日の勝利に繋がった」
勝利したメドベージェフは4回戦で第20シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは3回戦で世界ランク158位の
G・シモン(フランス)を6-0, 6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第7シードの
A・ルブレフ、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、世界ランク40位のH・ルーネが16強に駒を進めている。
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