テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが世界ランク56位の
L・ジェレ(セルビア)を6-3, 6-4, 6-3のストレートで破り、2年連続の3回戦進出を決めた。
>>全仏OP男子組合せ・結果<<>>全仏OP女子組合せ・結果<<世界ランク2位のメドベージェフは1回戦で、世界ランク103位の
F・バグニス(アルゼンチン)を6-2, 6-2, 6-2のストレートで破り、2回戦へ進出。全仏オープンでは、初出場の2017年から4年連続で初戦敗退が続いたが、昨年は初のベスト8進出を果たした。
一方のジェレは、1回戦で世界ランク101位の
R・ベランキス(リトアニア)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。同大会にはこれまで本戦に5度出場し、3回戦進出が最高成績。
第1セットの第1ゲーム、ジェレがいきなりブレークに成功し2-0とするも、メドベージェフが5ゲームを連取して先行する。
互いにブレークから始まった第2セット、ジェレが先攻する場面を作るも要所で決めきれず、メドベージェフが第9ゲームでブレークに成功して第2セットも奪う。
第3セットも両者ブレークからスタート。ジェレは強烈なフォアハンドでウィナーを取る一方で、アンフォースドエラーが増え始める。メドベージェフは第3、第9ゲームでブレークに成功し、2時間35分で勝利を掴んだ。
試合後のメドベージェフのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「正直言って、今日はラスロ(ジェレ)の方がクレーコートのテニスが上手かったと思う」と語った。
「でもなんとか戦って彼より1球多くコートに入れるのみで、とてもタフな試合だったけど勝てて良かった」
「彼にもっとボールを打たせようとしたけれど、彼はミスかウィナーのどちらかで(第3セットは)1ブレークアップしかできず、自信はなかった」
「ただ集中して1ポイント1ポイント勝負することを心がけた」
メドベージェフは3回戦で、第28シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。キツマノビッチは2回戦で、世界ランク42位の
A・ブブリク(カザフスタン)を4-6, 7-5, 6-2, 6-1で下しての勝ち上がり。
また同日に行われた2回戦では、第8シードの
C・ルード(ノルウェー)、第20シードの
M・チリッチ(クロアチア)らが3回戦に駒を進めている。
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