男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク123位の
J・ヴェセリ(チェコ)に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、2020年以来2年ぶり10度目のベスト4進出を逃した。これにより、アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でベスト8進出を果たしている
D・メドベージェフが2月28日付の世界ランキングで1位に立つことが決定した。
>>メドベージェフ、ナダルらアカプルコOP組み合わせ<<>>西岡vsメドベージェフ 1ポイント速報<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で2年連続の準優勝となったメドベージェフ。それ以来のツアー出場となったアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCでは1回戦で世界ランク49位の
B・ペール(フランス)、2回戦で同68位の
P・アンドゥハル(スペイン)にストレート勝ちを収めている。
ジョコビッチは28日付の世界ランキングで2020年大会で優勝を果たしたドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の500ポイントが失効。今大会で8強となったことで得られる90ポイントを加算して8,465ポイントとなる。
一方、メドベージェフはアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCへの出場は初めてであり、28日付で失効するポイントは無し。同大会でベスト8進出を果たしたため90ポイント以上を獲得することが確定し、8,525ポイントで世界ランク1位に輝くことになる。
メドベージェフは、1999年の
Y・カフェルニコフ、2000~2001年の
M・サフィンに続くロシア人として3人目のNO.1に。また、ジョコビッチ、
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(イギリス)、
R・ナダル(スペイン)のビッグ4以外の選手がトップに立つことになれば、2004年2月1日の
A・ロディック(アメリカ)以来 約18年ぶりの快挙となる。
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