男子テニスで元世界ランク13位の
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)は19日に自身のSNSを更新し、母国ウクライナにロシアが侵攻している現状について言及するとともに、支援を呼びかけた。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<2018年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATPマスターズ)での初戦敗退がキャリア最後のツアー大会となったドルゴポロフは2021年5月に引退を表明。現役時代には2017年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)決勝で
錦織圭を下して優勝するなど、キャリア通算でシングルス3勝、ダブルス1勝をあげた。また、2015年のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)では錦織圭とのペアで準優勝をおさめている。
ドルゴポロフはロシアのウクライナ侵攻が開始以来、度々SNSで言及しており、16日にはライフルや防弾チョッキの画像とともに、自ら防衛活動に参加することを明らかにし、「真実は僕たちの背後にあり、ここは僕たちの土地なんだ。僕は母国の勝利まで、そして勝利後もキエフに留まる。ウクライナに栄光あれ」とつづった。
19日には米国CNNのニュース番組にオンラインで出演し、母国の状況と自ら防衛に加わる理由を語った。その後、SNSで「なぜロシアはこの戦争に勝てないのか?国全体と戦う必要があるときに、大国を打ち負かすことは不可能だからだ」と投稿。
翌20日には「親愛なる皆さん、僕たちは再び資金を集め始めた。60着の防弾チョッキと60個のヘルメット、できればNIJ(規格)レベル4のものを、僕たち防衛メンバーのために用意したい。僕が個人的に購入して届け、皆さんに報告する。どうか僕たちの命を救うために力を貸してください」と、支援を呼びかけた。
>>ドルゴポロフのツイート<<
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