テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス準決勝が行われ、第6シードの
R・ナダル(スペイン)が第7シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を6-3,6-2,3-6,6-3で破り、2019年以来3年ぶり6度目の決勝進出を果たした。
>>全豪OP 男女シングルス組み合わせ<<>>メドベージェフvsチチパス 1ポイント速報<<現地メルボルンが大雨のため屋根が閉じられたセンターコートで行われたこの試合、序盤からミスを重ねるベレッティーニを攻め立てたナダルは第2ゲームでブレークに成功。その後もベレッティーニのバックハンドにストロークを集めてラリー戦を支配し、ファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得する。第7ゲーム終了後にベレッティーニがメディカル・タイム・アウトを取得。体調不良とみられ、ドクターと言葉を交わしたが特に処置することなく試合を再開した。第1セットでは1度もブレークチャンスを与えることなく、43分で先行する。
第2セットでも主導権を離さなかったナダルは、強烈なフォアハンドウィナーを決め第1ゲームで先にブレーク。ミスを連発するベレッティーニに対して、さらに3ゲームを連取しゲームカウント4ー0とリードすると、その後も寄せ付けることなくセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。
第3セット、序盤は互いにサービスゲームのキープが続くが、第8ゲームではこの日初のブレークを奪われ、セットカウント2-1と反撃を許す。第4セットでも互いにチャンスをいかせずサービスゲームのキープが続く。それでも迎えた第8ゲームでナダルがロングラリーを制し勝負を決めるブレークに成功。そのリードを守り切り、2時間55分で決勝進出を決めた。
2009年以来13年ぶり2度目の優勝を狙うナダルは、第2シードの
D・メドベージェフと第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)のどちらかと対戦する。
一方、敗れたベレッティーニは全豪オープン初の決勝進出とはならず。四大大会では昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を果たしているが、自身2度目となる決勝の舞台へ駒を進めることはできなかった。
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