国際テニス連盟のITFは29日、2022年1月1日以降は反ドーピング・反汚職(八百長)に関する統括組織を統一すると発表した。今後は国際テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)が担当することとなる。
>>【YouTube】ダニエル 太郎「死にそうな感じだった」東京五輪の酷暑、錦織 圭と年始からハプニングで2週間の隔離 2021年振り返り<< >>ATPカップ 組み合わせ<<ITIAは今年1月に設立されており、ITFや四大大会を統括するグランドスラム委員会、男子プロテニス協会のATP、女子テニス協会のWTAのいずれの組織からも干渉を受けない独立した組織となっている。
これまでも汚職事件や八百長に関する事件はITIAが管理していたが、ドーピングについてはITFの管轄となっていたため、それを統一することになる。
ITIAの委員長を務めるジェニー・プライス氏は「反ドーピングと反八百長の両方に取り組む完全に統合された1つの組織を持つことは、このスポーツにとって大きな機会を生み出す。情報を共有することで、私たちはより効率的に、そして最も重要なことにより効果的に活動できるようになるはずだ」とコメントした。
また、ITFのデヴィッド・ハガティ会長は「これはテニス界にとって本当に重要な瞬間だ。スポーツとして、ドーピングと反汚職プログラムの管理方法についてより透明性を高め、完全に独立させることを約束した。ITIAと緊密に協力し、責任の引継ぎがスムーズに行われるように努めてきた。今後数週間のうちに、ITFとITIAから全プロ選手に対してこの移行の確認と、テニスアンチ・ドーピング・プログラムの変更および世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の禁止物質リストの更新についての詳細が連絡される予定だ」とした。
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