男子プロテニス協会のATP公式サイトは12日、キャリア通算11度のタイトルを獲得し引退後はムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)のトーナメントディレクターを2019年まで務めたマヌエル・サンタナ氏が11日に83歳で亡くなったと発表した。
R・ナダル(スペイン)や
P・バドサ(スペイン)らスペイン人選手がSNSで追悼メッセージを送っている。
>>【YouTube】200キロ爆速フラットサーブの秘訣は○○の脱力が第一歩【テニス】<<サンタナ氏は2019年にムチュア・マドリッド・オープンのトーナメントディレクターを退任したあと、同大会の名誉会長に就任していた。現役時代は1960年代から70年代にかけて活躍。1966年にはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制すなど芝コートとクレーコートを中心に11の大会でトロフィーを手にしている。
引退後は国別対抗戦デビスカップのキャプテンを歴任し、1984年には国際テニス殿堂入り。複数のテニスクラブを運営し、マドリッド・オープンのトーナメントディレクターを務めた。
この訃報にはスペイン国王のフェリペ6世やペドロ・サンチェス首相らもコメントを発表するなどスペインでは大きな影響を与えている。
男子テニスで世界ランク6位のナダルはツイッターで「偉大なマノロ・サンタナが亡くなったという恐ろしいニュースを受け取った。あなたが国のためにしてきたこと、そして多くの人の道を切り開いてくれたことに感謝を捧げます。あなたはいつも僕の参考になり、友人でもあり、誰にとっても身近な存在だった。あなたがいなくなり寂しい。いつもユニークな存在だった。ご家族に幸せと強さを与えてほしい。僕らは決して忘れない」とつづった。
また、女子テニスで世界ランク8位のバドサも「テニス界にとって悲しいニュース。たくさんの人が、あなたが道を切り開いてくれたことに感謝しています」とツイートしている。
ナダルのツイートはこちら[PR]WOWOWテニスフェスティバル2021
12/12(日)午後4:00
日本の誇る国枝 慎吾・上地 結衣らがトークやエキシビションマッチなどを行なうスペシャルイベントを生中継!
WOWOWで無料放送&WOWOWオンデマンドで配信!
■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織「またコイツに負けた」・錦織、腰痛で今季終了を発表・大坂 なおみ 日本人初の受賞■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング