男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会4日目の17日、シングルスの予選ラウンドロビン「グリーングループ」第2戦が行われ、第8シードの
C・ルード(ノルウェー)が第10シードの
C・ノリー(イギリス)を1-6,6-3,6-4の逆転で破り、大会初白星をあげた。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8人が出場するシーズン最後の大会。
4選手ずつグリーングループとレッドグループに分かれて3セットマッチによる総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。
第1戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレート負けを喫していたルードはこの試合の第1セット、ファーストサービスが入ったときに45パーセントの確率でしかポイントを獲得できず苦戦。ストローク戦では左利きのノリーが放つショットを捉えきれずにミスを重ね5ゲームを連取されセットを落とす。
第2セットでは終盤まで互いにサービスゲームのキープが続くが、第8ゲームでこの日初のブレークに成功したルードが流れを掴みセットカウント1-1に追いつく。ファイナルセット、勢いに乗るルードはサービスとストロークの調子も向上。ファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、ノリーにブレークチャンスを与えることなく1時間54分で逆転勝ちをおさめた。
ラウンドロビン1勝1敗としたルードは第3戦で決勝トーナメント進出をかけて、第5シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは第1戦に勝利したものの、同日行われた第2戦でジョコビッチに敗れ1勝1敗としている。
一方、敗れたノリーは本戦に欠場者が出た場合の補欠として会場に待機しており、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が右ひじの負傷により棄権したため急遽初のATPファイナルズ出場することとなったが、このチャンスを生かすことができずに敗退となった。
「グリーングループ」ではジョコビッチが2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めているため、第3戦のルードとルブレフの勝者が残り1枠におさまることとなる。
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11/14(日)~11/21(日)
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