テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間6日(現地5日)、男子シングルス準決勝が行われ、第7シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第2シードの
C・アルカラス(スペイン)に4-6, 6-7 (4-7), 2-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。準決勝敗退となったジョコビッチだったが、試合後の会見では「来年も全ての四大大会に出たいと思っている」と前向きにコメントした。
>>【動画】アルカラスがジョコビッチ撃破し決勝進出!勝利の瞬間!<<>>シナーvsオジェ アリアシム 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら 全米OP組合せ<<>>【賞金】全米OP 決勝進出でいくら獲得?<<38歳で世界ランク7位のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続19度目。過去4度の優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ランク50位の
L・ティエン(アメリカ)、2回戦で予選勝者で同145位の
Z・スヴァイダ(アメリカ)、3回戦で同35位の
C・ノリー(イギリス)、4回戦で予選勝者で同144位の
J・シュトルフ(ドイツ)、準々決勝で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)を下し準決勝に駒を進めた。
22歳で世界ランク2位のアルカラスとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ジョコビッチは完璧な立ち上がりを見せたアルカラスに第1ゲームでいきなりブレークを許すと、ブレークバックを果たせずに先行される。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えたタイブレークを落としたジョコビッチは後がなくなる。
第3セットに入ってもジョコビッチはアルカラスの勢いを止めることができず、2度のブレークを許して力尽きた。
試合後の会見でジョコビッチは、「残念ながら今日は第2セットの後で体力が切れてしった。それまでは戦えてリズムについていけたと思うが、その後はスタミナが尽きてしまった」と悔しさを滲ませたが、「来年も全ての四大大会に出たいと思っている」と前向きにコメントした。
「テニスの内容自体には満足している。ただ、問題はフィジカル。できる限り体を整えて、何時間でも戦えるようにベストを尽くしてきたが、今日はそれでは足りなかった。残念ながら、今のキャリアの段階では完全にコントロールできない部分だ。将来的に、シナーやアルカラスに5セットマッチで勝ち切るのは非常に難しいだろう。でも、だからといって四大大会を諦めるつもりはないよ。引き続き戦い、決勝に進んで少なくとももう1つトロフィーを狙い続ける。それは本当に難しい課題だけどね」
「今後についてはもちろん、四大大会を欠場するつもりはない。来年も全ての四大大会に出たいと思っているよ。やはり四大大会は特別だからね」
一方、勝利したアルカラスは決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)と第25シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)の勝者と対戦する。
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