男子テニスのストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250）は１１日、シングルス準々決勝が行われ、第８シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）が第４シードのＤ・エヴァンス（イギリス）を1-6, 6-1, 6-1の逆転で破ってベスト４進出を決めた。

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序盤、ティアフォーは世界ランク２６位のエヴァンス相手に苦戦。６度のブレークチャンスから２度のブレークを許し、第１セットを３４分で落としてしまう。しかし、続く第２セットではリターンゲームで強さを見せる。５度のブレークチャンスから２度のブレークを奪い、セットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットでは、ファーストサーブ成功時に９１パーセントの確率でポイントを獲得。第２セットと同様にリターンゲームでも強さを見せ、７度のブレークチャンスを掴むと３度のブレークに成功し５ゲームを連取。１時間４６分で試合を制している。

勝利したティアフォーは準決勝で、世界ランク５２位のＴ・ポール（アメリカ）との対戦。ポールは準々決勝で元世界ランク１位のＡ・マレー（イギリス）を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破っての勝ち上がり。同国対決となるこの一戦は昨年の２月に行われたデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）準々決勝以来の顔合わせとなり、同大会ではティアフォーが勝利している。

なお、同日には第２シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）と第３シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）が４強に駒を進めた。

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