男子プロテニス協会のATP公式サイトは３日、前週まで行われていたソフィア・オープン（ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250）で優勝を果たした世界ランク１４位のＪ・シナー（イタリア）のコメントを掲載。決勝で対戦した同１８位のＧ・モンフィス（フランス）へ向け語っている。

決勝戦、シナーはファーストサービスが入ったときに９３パーセントの確率でポイントを獲得。モンフィスに１度もブレークを与えないプレーを披露すると、リターンゲームでは２度のブレークを奪い、6-3，6-4のストレート勝ちをおさめた。

シナーは表彰式のスピーチでモンフィスの活躍に言及。今季まで１７年間欠かさず毎年１度はATPツアーの決勝に駒を進めている安定した結果を残していることについて私見を述べた。

「ガエル（モンフィス）、今週は素晴らしかった。決勝ではいくつかの場面で不運があったかもしれないけど、僕らは良い戦いができた。テニスはあなたを必要としているんだ。本当に必要としている」

一方、敗れたモンフィスは１７年連続ツアー決勝進出の記録について「まず最初に『長くプレーしていること』だね。この記録は正直奇妙なものだと思うけど、誇りを持って手にしたい。これから何年も続けていきたい」と語った。

シナーとモンフィスは今回で４度目の対戦。成績はシナーの３勝１敗となった。

両者は今後７日に開幕するBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）への参加を予定している。

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