テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク56位の
錦織圭が同61位の
M・マクドナルド(アメリカ)を7-6 (7-3),6-3,6-7 (5-7),2-6,6-3のフルセットで破り、2019年以来2年ぶり8度目の3回戦進出を果たした。会見では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との3回戦について「何となくやりたいことは頭には入っているので、しっかりできて自分のプレーがよければチャンスはあるのかなと思います」と語った。
>>錦織 圭 直筆サイングッズ当たるキャンペーン実施中<<>>錦織ら 全米OP対戦表<<>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<今大会の前哨戦であるシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)準決勝の再戦となったこの試合、錦織はファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。45本のウィナーを奪って8度のブレークに成功して3時間57分の死闘を制し、シティ・オープンで雪辱を果たした。
錦織は「結構第1セット目からアップダウンのあるシーソーゲームみたいな、本当にどっちがどのセットを取ってもおかしくないような試合でした。強いて言えば最後のセットを突き放せたのが、先に2-1や3-1にしてっていうブレークを連続してできたっていうところが一番のカギだったかなと思います。自分のプレーもガラッと変わりましたし、悪い流れをブレークバックできて変わったのかなと」と振り返った。
ジョコビッチは2回戦で世界ランク121位の
T・フリークスポール(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は20度目の対戦で錦織の2勝17敗。直近の対決は7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)の準々決勝で、錦織はジョコビッチにストレートで敗れた。
「オリンピックのジョコビッチとの対戦は自分がかなり悪かったです。自分のせいというか、両セット最初からブレークされてしまい、そこからだいぶ楽に試合をさせてしまったので、今回はそれを修正することが必要ですね」
同日には第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第22シードの
R・オペルカ(アメリカ)らが3回戦へ駒を進めた。
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