男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク39位の
錦織圭は第1シードの
R・ナダル(スペイン)に0-6,6-2,2-6のフルセットで敗れ、2019年以来2年ぶり6度目のベスト8進出とはならなかった。
>>ナダルらバルセロナOP対戦表<<14度目の対戦となったこの日、ナダルに強烈なフォアハンドウィナーを決められるなど第2ゲームで先にブレークを許す苦しい立ち上がりとなる。その後もミスを連発した錦織は、1度もサービスゲームのキープができずに6ゲームを連取され第1セットを落とした。
第2セット、錦織は第3ゲームでこの試合初めてのブレークに成功すると、ストロークを左右に打ち分けナダルを翻弄し主導権を握る。ミスを連発するナダルを攻め立てた錦織はブレークを許すことなくセットを獲得。セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、錦織は序盤から押し込み4度のブレークチャンスを握るもこれを活かせずにいると、第4ゲームではフォアハンドがネットにかかりブレークを許す。その後は攻め手を緩めなかったナダルを崩すことができずに力尽きた。今回の敗戦で錦織は、ナダルとの通算成績を2勝12敗とし、2016年のリオデジャネイロオリンピックの3位決定戦以来 約5年ぶりの白星とはならなかった。
2014・2015年の同大会王者である錦織。今年は1回戦で世界ランク50位の
G・ペラ(アルゼンチン)、2回戦で第13シードの
C・ガリン(チリ)をともにフルセットで破っていたが、今年は3回戦で姿を消すこととなった。
2018年以来3年ぶり12度目の優勝を狙うナダルは、世界ランク58位の
C・ノリー(イギリス)と顔を合わせる。ノリーは3回戦で第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦したが、ゴファンの途中棄権により8強へ駒を進めた。
同日には第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードの
A・ルブレフ、第10シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第11シードの
J・シナー(イタリア)らが8強入りを決めた。
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