男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク39位の
錦織圭が同50位の
G・ペラ(アルゼンチン)を4-6,7-6 (7-4),6-2の逆転で破り初戦突破を果たした。試合後には「第1・2セットではエラーがとても多かった。でも終盤の戦い方はよかったと感じている」と語った。
>>錦織vsガリン 1ポイント速報<<>>錦織らバルセロナOP対戦表<<今季のクレーコート初戦を戦った錦織は、ファーストサービスの確率を60パーセントとし、入ったときのポイント獲得率を55パーセントと苦戦。しかし5度のブレークに成功して2時間39分で辛勝をおさめた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトで錦織のコメントを掲載し「ペラは第1・2セットではとてもよくて僕自身、どう戦い抜けたのかわからない。彼がファイナルセットで疲れてきて、僕の方は強いプレーができた」と振り返った。
2回戦では第13シードの
C・ガリン(チリ)と対戦する。シード勢は1回戦免除のため、ガリンは2回戦からの登場。
錦織とガリンは2度目の対戦。昨年9月のハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)1回戦では、ガリンがストレートで勝利した。
「ガリンはクレーでとても強い。去年のハンブルグではとてもあっさり負けてしまった。だから今回は間違いなく何かを変えて挑まなければならない」
今大会の第1シードは
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードは
A・ルブレフ、第4シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第5シードは
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第6シードは
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、第7シードは
D・シャポバロフ(カナダ)、第8シードは
D・ゴファン(ベルギー)。
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