男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は22日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
D・メドベージェフ(ロシア)(ロシア)が第3シードの
D・ティーム(オーストリア)を4-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で破って大会初優勝を果たし、有終の美を飾った。ロシア勢では2009年の
N・ダビデンコ(ロシア)以来11年ぶりの大会制覇となった。
>>HEAD新作ラジカル”プロトタイプ”の試打会に潜入<<決勝戦、メドベージェフは第2セットをタイブレークの末に取りセットカウント1−1に追いつくと、ファイナルセットではファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらに第5ゲームでブレークに成功して2時間42分で勝利した。
今月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)から無敗のメドベージェフは連勝記録を10に伸ばした。
一方のティームは2年連続の準優勝となり、悲願の初優勝とはならなかった。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・東京1970】N・ジョコビッチ(セルビア) 2勝1敗
D・メドベージェフ 3勝0敗
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝2敗
D・シュワルツマン(アルゼンチン) 0勝3敗
【グループ・ロンドン2020】R・ナダル(スペイン) 2勝1敗
D・ティーム 2勝1敗
S・チチパス(ギリシャ) 1勝2敗
A・ルブレフ(ロシア) 1勝2敗
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