男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は3日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク94位の
M・チリッチ(クロアチア)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、2年連続11度目の3回戦進出を決めた。試合後、ジョコビッチはチリッチにつてい「心から敬意を表している」と語った。
>>西岡 良仁vsルブレフ 1ポイント速報<<>>【賞金】ジョコビッチ 3回戦進出でいくら獲得?ドローも公開中!<<38歳で世界ランク5位のジョコビッチが同大会に出場するのは2年連続11度目。過去4度の優勝を飾っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、ジョコビッチは2回戦が初戦となった。
一方、37歳で元世界ランク3位のチリッチが同大会に出場するのは2年連続12度目。最高成績は2017年のベスト4となっている。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク100位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)を下しての勝ち上がり。
両者はこれまで21度対戦しており、ジョコビッチから19勝2敗。今回の対戦は約3年ぶりの顔合わせとなった。
また、38歳のジョコビッチと37歳のチリッチによるこの試合は、1990年にATPツアーが創設されて以降、ATPマスターズ1000の本戦では合計年齢が最年長の一戦となった。
迎えた2回戦、ジョコビッチはファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを1度も与えないプレーをみせると、第1セットはタイブレークの末に獲得し、続く第2セットは1度のブレークを果たして1時間54分で3回戦進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載している。
「ベースラインからリズムを掴むのに苦労した。最後にプレーしたのは全米オープンで久しぶりの試合だった。だから、マリン(チリッチ)との対戦は非常に厳しいものになった。彼はボールの感触を掴むと非常に危険で、誰にでも勝つことができる。息つく暇も与えてくれないし、良いサーブで窮地を脱することができる。もちろん、(勝てて)とても嬉しい」
「マリンには心から敬意を表している。彼が成し遂げてきたこと、そして人柄も。コート外でもとても仲が良く、旧知の仲だ。最後に対戦したのは3年前だったので、彼がこのレベルでプレーしているのをみられて嬉しい」
勝利したジョコビッチは3回戦で世界ランク150位の
Y・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。ハンフマンは2回戦で第25シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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