男子テニスのソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)は14日、シングルス決勝が行われ、世界ランク44位の
J・シナー(イタリア)が同74位の
V・ポスピシル(カナダ)を6-4, 3-6, 7-6 (7-3)のフルセットで破り、ツアー初優勝を果たした。
>>ATPファイナルズ組み合わせ表<<決勝戦、シナーは第1セットを先取するも第2セットでは2度のブレークを許しセットカウント1−1に追いつかれる。ファイナルセットではポスピシルに5本のサービスエースを決められるなどリターンゲームで苦戦。1度もブレークチャンスを握ることのできないままタイブレークに突入するも、ストローク戦で主導権を渡すことなく2時間14分でタイトルを獲得した。
19歳のシナーにとっては初のツアー決勝の舞台で勝利。2008年に当時18歳でデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)を制した
錦織圭に続く若さでの優勝となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「大会で優勝するときはいつも格別なものだ。今週はとても気分が良かったんだ。これは大切なことだよ。決勝戦でファイナルセットのタイブレークにいきことは本当にタフ。でもそこまでして勝ったときは、6-1, 6-1で勝ったときよりもさらに良い気持ちになれる。今日の試合には満足している」
「大会で優勝して1年を締めくくるのは最高の気分だ。これからさらにハードワークしなければいけないだろうけど、来年は今年よりもさらに良いスタートを切っていきたい」
一方、敗れた30歳のポスピシルは3度目のツアー決勝戦となったが、悲願の初優勝を飾ることはできなかった。
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