男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク34位の
J・シュトルフ(ドイツ)を6-3, 6-1のストレートで破り、3年連続8度目のベスト4進出を果たした。
>>ジョコらW&Sオープン対戦表<<>>大坂らW&Sオープン対戦表<<この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、シュトルフにブレークチャンスを与えることなく、第1セットを先取。第2セットでも先に3度のブレークを奪ったジョコビッチは第6ゲームに1度ブレークを許したものの、直後の第7ゲームでこの試合5度目のブレークに成功。1時間2分で4強入りを決めた。
また、今シーズンの公式戦においては、1月の国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア、ハード)からこの試合の勝利まで、シングルス21連勝とシーズン無敗を継続している。
男子プロテニス協会のATPでジョコビッチは「最高の試合だった。第1セットで最初にブレークできてからは決して振り返ることなく試合に集中することができた。チャンスがあるときはいつでも、アグレッシブにプレーすることができたし、良いショットを打てるタイミングを伺っていた」と振り返った。
2018年以来2年ぶり2度目のW&Sオープン制覇を狙うジョコビッチは、決勝進出をかけて、準決勝で第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準々決勝で第3シードで前回覇者のD・メドヴェデフを逆転で下しての勝ち上がり。
両者は12度目の顔合わせでジョコビッチの8勝3敗。しかし、直近3試合のハードコートでの対戦に限ればバウティスタ=アグが全て勝利をおさめている。
ジョコビッチは準決勝について「ロベルト(バウティスタ=アグ)はあまりポイントを落とすタイプではない。だから自分から取りにいかなければいけないんだ。彼はメドヴェデフを倒したし、明らかにチャンピオンとしての能力を持っている」と語った。
同日には第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)と世界ランク30位の
M・ラオニッチ(カナダ)が4強へ駒を進めた。
また、W&Sオープンは26日、「人種的不平等と社会的不公平」に抗議するため大会の一時中止を発表。27日に予定されていた全試合が延期され、28日に再開されることとなった。
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