男子プロテニス協会のATP公式サイトは9日、世界ランク37位の
M・チリッチ(クロアチア)らが創設したマリン・チリッチ財団の活動を掲載した。
>>YouTube テニス365チャンネル<<【YouTube】守屋 宏紀がワッキーにフォアハンドを伝授、最後はタイブレーク対決チリッチが中心となりクロアチアのテニス選手らが組織したマリン・チリッチ財団は、昨年6月に屋内体育館や屋外運動場などがなかったクロアチアのトルディンチ小学校の子どもたちのため、「ゲームセットクロアチア」というイベントを開催し、資金を集めていた。
そして今年6月、チリッチや
B・チョリッチ(クロアチア)、
I・ドディグ(クロアチア)、女子テニスの
D・ヴェキッチ(クロアチア)らが再び同校に訪問し、約120名の生徒らとサッカーの試合を行った。
チリッチは訪問のあと「子どもたちと楽しい時間を過ごせた。仲間のテニス選手たちも同じように感じていると思うよ。サッカーは楽しかったね」と語った。
今回、サッカーを行った運動場はマリン・チリッチ財団が初めて資金を提供し完成したもの。財団は今後も子どもたちがスポーツをしたり、遊ぶための施設を建設するプロジェクトを行っていく。
「このような新しい遊び場が、地域の子どもたちに健康で楽しく、素晴らしい思い出を与えてくれることを願っている。多くの子どもたちがこの場所でスポーツへの愛を発見してくれるだろう」
クロアチアはこれまで新型コロナウイルスの感染者が累計2,200人を超えているものの、2,100人以上が回復。9日の新規感染者は0人なり、収束へと向かっている。
男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響で7月31日までの中止が決定している。
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