男子テニスの21歳以下最終戦ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)は大会初日の5日、グループAの第1試合が行われ、第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)が第7シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を4-2, 3-4 (5-7), 4-1, 4-1で破り、初戦を白星で飾った。
今年で3度目の開催となるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズは1月からレギュラー・シーズンが終わるまでに獲得したポイントで争う「RACE TO MILAN」の上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場する。
8選手は、4選手ずつのA・Bグループの2グループに分かれて総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。
試合方式は、4ゲーム先取(3-3でタイブレーク)の5セットマッチとなっている。
この日、5度のブレークに成功し勝利したデ ミノーのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載された。
「第2セットでは彼(ダビドビッチ フォキナ)が大事な時に良いショットを決めていた。それでも先に進み、第3セット以降ブレークが取れてからは順調にいくことができた」
また、20歳のデ ミノーにとって今年は1月のシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)でツアー初勝利をあげると、7月のBB&T アトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)、9月の珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)を制するなど飛躍のシーズンになった。
「今年は人としても自分は違うと思う。コートでは多くの事を成し遂げられた。より強くなって1年を終えることができればうれしい」
世界ランク18位のデ ミノーは大会2日目の6日に第5シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。キツマノビッチは第1試合で第4シードの
C・ルード(ノルウェー)をストレートで下している。
予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。
※()内はシード
【グループA】(1)A・デ ミノー 1勝0敗
(4)C・ルード 0勝1敗
(5)M・キツマノビッチ 1勝0敗
(7)A・ダビドビッチ フォキナ 0勝1敗
【グループB】(2)
F・ティアフォー(アメリカ) 0勝1敗
(3)
U・アンベール(フランス) 0勝1敗
(6)
M・イメル(スウェーデン) 1勝0敗
(8)J・シナ―(イタリア) 1勝0敗
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