男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATP1000）は３１日、シングルス３回戦が行われ、第１３シードのＧ・モンフィス（フランス）が世界ランク５０位のＲ・アルボット（モルドバ）を4-6, 6-4, 6-1の逆転で破り、２０１０年以来９年ぶり３度目のベスト８進出を果たした。

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２００９・２０１０年の同大会で準優勝を飾ったモンフィスは、第１セットを落とすも続く第２セットでは２度のブレークを奪いセットカウント１－１とする。迎えたファイナルセットではファーストサービスが入ったときに１００パーセントの確率でポイントを獲得するなどアルボットを圧倒し、１時間４７分で勝利した。

準々決勝では、世界ランク２８位のＤ・シャポバロフ（カナダ）とベスト４進出をかけて争う。シャポバロフは３回戦で、第６シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）をフルセットで下しての勝ち上がり。

また、モンフィスは今大会でベスト４へ進出すると、１０日から開催される最終戦のNitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）の出場権を２０１６年以来３年ぶりに獲得する。

同日に行われた３回戦では、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）、第２シードのＲ・ナダル（スペイン）、第７シードのＳ・チチパス（ギリシャ）、世界ランク２７位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）、世界ランク３５位のＪＷ・ツォンガ（フランス）、同４２位のＣ・ガリン（チリ）が８強入りを決めた。

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