テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、男子シングルス準決勝が行われ、第4シードの
D・ティーム(オーストリア)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 3-6, 7-5, 5-7, 7-5のフルセットで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たした。
>>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<合計4時間13分におよんだ2日がかりの死闘を制したティームは四大大会初優勝に王手をかけた。決勝では、第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準決勝で第3シードの
R・フェデラー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
ティームはナダルに4勝8敗と負け越しており、昨年の全仏オープン決勝ではストレート負けを喫した。今年は4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)準決勝でナダルをストレートで下している。
4日連続の戦いを強いられるティームだが、それは問題ないと語っている。
「そのようなことは初めてではない。それがテニスというスポーツ。僕らは、それに慣れている。時には1日オフがあったり、オフがなかったり。全く問題ない」
ナダルとの決勝を前に、ティームは今大会について「多くのことがあった」と振り返った。
昨年の同大会で準優勝を飾っているティームは今大会の3回戦に勝利後、記者会見をメインの部屋で行っていた。しかし、女子で第10シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)の敗退により、会見途中で強制的に場所を移動させられた。
これを受けて当時怒りをあらわにしていたティームは「1日たりとも退屈な日がなかった」とジョークを飛ばした。
「でも、その全てが過去のこと。今は明日の決勝だけに目を向けている。信じられないチャンス。去年は自分に『またグランドスラム決勝の舞台に立てるよう願っている』と言っていたし、『よりいいプレーができることを願っている』と言っていた。明日はチャンスがある。先週起きた不思議なことについては考えないようにする」
両者の決勝は、日本時間9日の22時(現地9日の15時)以降に開始予定。
「全仏オープンテニス」
5/26(日)~6/9(日)、WOWOWにて連日生中継![第1日無料放送]
WOWOWメンバーズオンデマンドでは、未放送の試合をお楽しみいただけるピックアップコートも連日ライブ配信!
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・会見強制移動「理解できる」・錦織との不平等にジョコ不満・フェデラー 心配でナダルへ連絡■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報