テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会初日の26日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク110位の
土居美咲は第7シードの
S・スティーブンス(アメリカ)に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
>>大坂ら全仏OP対戦表<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<初の対戦となったこの試合、土居は昨年の同大会準優勝者であるスティーブンスに2度ブレークを許し第1セットを落とすも、第2セットではファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。
第10ゲームではサービング・フォー・ザ・セットを迎えたが、そこからタイブレークの末に1時間33分で力尽き、2015年以来4年ぶり2度目の2回戦進出を逃した。
土居は試合後の記者会見で「彼女(スティーブンス)のディフェンスがかなり堅く、ミスがなかった。タイミングを速めて攻めようとしたけど、自分の中の焦りもあり難しかった。第2セットでチャンスはあったけど、そこでうまくいかなかった」と振り返った。
続けて「徐々にいいプレーができ始めていて、チャンスがある試合ができたことは次につながると思う。それでも、もちろん勝ちたかったし、今は悔しい気持ちの方が大きい」と語った。
勝利した世界ランク7位のスティーブンスは2回戦で同ランク72位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)と対戦する。ソリベス=トルモは1回戦で同55位の
A・ヴァン=ウィットバンク(ベルギー)を下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第15シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第19シードの
G・ムグルサ(スペイン)、第31シードの
P・マルティッチ(クロアチア)らが2回戦進出。
第5シードの
A・ケルバー(ドイツ)は世界ランク81位の
A・ポタポヴァ(ロシア)にストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
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