男子テニスのBMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250）は２日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク４１位のＰ・コールシュライバー（ドイツ）が第２シードのＫ・カチャノフを7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、２年連続１０度目のベスト８進出を果たした。

過去２勝１敗で迎えたこの一戦。コールシュライバーは３本のサービスエースを奪うなどファーストサービスが入った時に６４パーセントの確率でポイントを獲得。１時間４９分で振り切り、カチャノフから３連勝を飾った。

３５歳のコールシュライバーは同大会２００７・２０１２・２０１６年で優勝。２０１３・２０１５・２０１８年では準優勝を果たすなど、相性が良い。

２年連続の４強入りをかけて、準々決勝で世界ランク３７位のＭ・ベレッティーニ（イタリア）と対戦する。ベレッティーニは２回戦で同８２位のＤ・クドラ（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日行われた２回戦では第４シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）、第７シードのＧ・ペラ（アルゼンチン）が８強へ駒を進めている。

一方、敗れた２２歳のカチャノフは今年３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）から４大会連続での初戦敗退を喫した。

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