男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は27日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)は第3シードの
D・ティーム(オーストリア)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、4年連続の決勝進出とはならなかった。
>>ティームvsメドヴェデフ 1ポイント速報<<前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に続き2週連続の準決勝敗退を喫したナダルだったが、前向きな気持ちで大会を去った。
男子プロテニス協会のATPにはナダルのコメントが掲載されており「今週の大会で自信が戻った。これからの数週間で目標を達成するため、改善できたと本当に信じることができた」と語った。
ナダルがモンテカルロ・マスターズとバルセロナ・オープンで優勝できなかったのは2014・2015年以来4年ぶり3度目となった。
ティームとの準決勝については「彼(ティーム)は素晴らしいプレーをした。大きな成功を手にした。自分のベースラインからのプレーには満足している。彼を祝福したい。彼は素晴らしい人間で、素晴らしい選手。彼の勝利を喜びたい。頑張ってほしい」と述べた。
「彼は一生懸命練習する選手。テニス選手として、一生懸命練習する選手として、1人の人間として、全ての面で彼が好き。これからの将来、幸運を願っている。彼との次の対戦へしっかり準備して、今後の数週間で彼を倒せることを願っている」
1週前のロレックス・モンテカルロ・マスターズ準決勝で
F・フォニーニ(イタリア)にストレート負けを喫したナダルは「大きな違い。フォニーニに対しては、この14年間で最悪の試合をした。今日の自分は、いいテニスをした。とてもいいレベルのテニスだった。素晴らしい選手との対戦だった」と振り返った。
「フォニーニも素晴らしい選手だけど、自分がそこまでのプレーができなかった。今日はそれができたし、試合を楽しめた。自分自身で納得がいくプレーができたと本当に感じた」
「今日はサービスが重要だった。特にセカンドサービスは全くよくなかった。だから、いいファーストサービスを打とうとする自信を少し失ってしまった。なぜなら、セカンドサービスに自信がないと、ファーストサービスにも影響してしまうから」
一方、バルセロナ・オープン初制覇に王手をかけたティームは、決勝で第7シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)と対戦する。メドヴェデフは準決勝で第4シードの
錦織圭をフルセットで下しての勝ち上がり。
優勝を争う両者は2度目の対戦で、昨年10月のサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルク、室内ハード、ATP250)準々決勝ではティームがメドヴェデフにフルセットで勝利している。
メドヴェデフとティームの決勝は、日本時間28日の23時(現地28日の16時)以降に開始予定。
「男子テニスATPツアー500 バルセロナ」
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