男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク22位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-1, 6-1のストレートで下して初戦突破を果たし、4連覇と12度目の優勝へ向けて好発進した。
>>ナダルらモンテカルロ対戦表<<モンテカルロ・マスターズで11度の優勝を誇るナダルは、バウティスタ=アグとの同胞対決を1時間16分で制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「とてもいいスタートだ。結果とコートでの感覚が物語っている。本当にいいリズムを掴めたかはわからない。ただ、いいスタートを切った。約1年ぶりのこのサーフェスでの試合だった」と振り返った。
今シーズン、ナダルは3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でベスト4へ進出したが、
R・フェデラー(スイス)との準決勝を右膝の負傷で棄権。以降の大会は欠場し、今大会へ臨んでいる。
「膝の痛みをごまかすことはできない。昔のプロ選手たちは、そのスポーツのレベルの高さから、普段から痛みと戦っていた。自分がしてきたことに自信を持てるし、いい動きをすることができた。いいスタートが切れて、本当にうれしいよ」
3回戦で対戦する
G・ディミトロフ(ブルガリア)については「もちろん、このようなスタートは助けになる。明日はディミトロフ相手に、またいいテストとなる。どうなるかな。またいいプレーをしなければ」と意気込んだ。
「必要なのは、試合をすること、もっとコートで練習すること。もちろん、勝利は助けになるし、毎回いいエネルギーと体の自信をくれる。それは今日僕が必要だったもの。今日は、いいスタート。明日も続けていきたい」
「ここに戻ってきて、最初に考えることは歴史の素晴らしさ。素晴らしいチャンピオンたちがここでプレーし、多くの勝利を手にした。僕にとって、ここでのプレーは誇りなんだ」
「初めてこの大会の本戦に入ったのは16歳の時。相手が
K・クチェラ(スロバキア)だったことも覚えているよ。
A・コスタ(スペイン)との試合も、もちろん覚えている。遅い時間だった。出だしは試合を支配されて、彼(コスタ)から自信を感じ取った。試合が競るにつれて、彼は僕のような若手とやるのは簡単ではないと緊張し始めた。僕が結局いいプレーをし、道を切り開くことができた」
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モンテカルロ」
【配信予定】
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